誘導電探

バッジシステム(航空防御管制システム)の前身

首都防衛

迎撃機情報-1

迎撃機情報-2

迎撃機情報-3

迎撃機情報-4

識別信号

精測技術


侵入捕捉


敵機位置


味方機位置

IFF M-13

タチ13号


Other designations: Friend locator, "On ground part" and "On aviation part".

The Tachi 13-Taki 15 combination was used to locate and plot friendly fighters in GCI work.
The Tachi 13 transmitter on the ground sent out an "interrogation" pulsu on 184 mcs, which was received in the Taki 15 in the plane. The pulse was there detected and used to modulate an oscillator at 175 mcs. This "response" pulse was pick up the ground receiver of the Tachi 13 and fed to the indicator tubes. A goniometer was used to delay a "roading" pulse and give accurate range data; lobe switching and pip mating served to orient the antenna and give the azimuth of the plane. There was no provision for height finding, and the ground set could handle only plane at a time.

At the close of the war this equipment was being installed, and training of ground crews was underway. Tokyo shibaura Denki made both equipments. About 30 ground sets and 50 air sets had been made. Some inaccurate details regarding Japanese IFF and GCI equipments were obtained from a captured document (Section 22 CS 0291 and 0288).


タキ15

タチ17-2

タキ15-2


誘導電探参考
バッジシステム(BADGE System 航空防御管制システム)の前身

諸元表

6163タチ28タキ3062タチ13タキ15
目的敵方向・高度敵侵入捕捉迎撃機方向迎撃機識別味方位置味方位置味方識別
完成45年4月___45年6月__
鎮座要地要地要地機上要地要地機上
波長 m0.631.581.5821.631.71
周波数 MHz500100190190150184/175175/184
出力 kw 1040なし_10100.1
パルス幅 μ 2.520_CW1055
繰返 Hz 1785/1000416.7_なし50010001000
出力管RT-326pp
TR-1501
なしpp
TC-552A
pp
T-311
pp
T-311
pp
T-304
IF MHz21.5
8.75
21.5
3.5
18
10
なし14.51010
混合2400UN-954
RE-3
UN-954
RH-4
なしUN-954UN-954UN-954
局発UN-955BUN-955UN-955
RH-2
なしUN-955UN-955UN-955
IF幅 MHz_0.5_なし0.21.51.5
アンテナD=7m 共6×4(=)共R 4×2⊥1/4⊥4×4⊥共T 2×2⊥
R 3×2⊥
1/4⊥
最大 km130160__100+150_
最小 km.620_21_
距離精度 km0.20.8__0.80.5_
方向精度 °0.30.40.5_0.41_
重量 ton158.7__31.50.025


タチ28号、タキ30号:その他名称: 電波標定機指揮、地上および航空部門

 タチ28・タキ30 の組み合せは最大30 の迎撃機個体および迎撃機群を集中制御する精巧なシステムであった。
各機に装備されたタキ30 は認識信号を30〜60 kHz の範囲より選定し、190 MHz の連続波に乗せて送信した。
80 キロメートルの間隔で、2 箇所以上の探知所がこれらの信号を受信した。
探知アンテナは、毎分 2 回転であり、2 個のローブを50Hzで切り換え中間に、鋭い極小点を有する方式であった。
探知所送信機はデータ(300Hz〜60kHz)を50-60 MHzで中央司令所へ送った。
 データには、探知アンテナが回転して異なる迎撃機からの30-60kHzの信号受信時、その受信信号に加えて、
その時々でアンテナ位置を示す回転信号、17-28 kHz と11、13、15 kHz の粗、精2組の表示信号を合わせ、
更に低域部は音声伝送に使用した。
場合により、探知所と中央司令所間に中継所を必要とした。

 中央司令所は、入来信号を、認識信号別に振分けする(30 個の)フィルタ群を通して検出採取した。
音声チャンネルは拡声器を動作させた。
粗方位信号は12個のネオン灯の1個を点灯することにより、方位の概略(幅30度)を示した。
同時に、詳細方位信号はオシロスコープ盤面へ渡す。
オシロスコープ盤面はスポットが探知アンテナの30度回転毎に1回転の円周走査をした。
迎撃機からの信号をフィルタが選択して、中央司令所のオシロスコープ上に図示した。
中央司令所における上述の如き仕組みは、複数の各観測員により迎撃機へ毎分2回、各探知所から方向線を引き正確な位置を求めた。
観測により特定された迎撃機は無線電話により中央司令所から指示をうける。

 終戦のとき、地上における迎撃機指揮(GCI)の大規模システムは東京の地域にインストールされ、中央司令所は松戸に位置した。
そして、探知所は銚子(東京の80キロメートル東)と白浜(東京の80キロメートル南)にあった。
 三菱電機はタキ30、探知所検索アンテナ、および受信機を組立てた; 国際電気は探知所等主要箇所系構成用アンテナ、送信機、
および受信機を組立てた; そして、富士電機はフィルタと表示設備を作った。
概略 50 のタキ30 セットが造られ、うち幾許は配置された、タチ28が 1 式のみ作られ、降伏時は試験段階にあった。
特性は別図により発見せらるべし。                     英文和訳 yaswara


 誘導電探作戦の空間と対空射撃作戦空間は同時に重複してはならない。味方撃ちになる。
地域的に、時間的に或いは高度で区分けする。その区分は陸軍と海軍で勝手は許されない。必然的に共同作戦の場となった。




TH