オカメインコの魅力

オカメインコの年齢、性格、行動、品種を紹介します。

Contents

オカメインコとは

オーストラリア内陸のほぼ全域に生息しているオウム課オカメインコ属の中型インコです。
頬のオレンジ色の丸い模様から「おかめ」と名づけられました。
とっても臆病で、他の鳥にいじめられ易く、人懐こく、おしゃまな甘えん坊のオカメインコ。
頭の羽冠と長い尾とおはげがとっても魅力的です。
寿命は15~20年以上と長く、素晴らしい性格と愛情を持つ人気の高いコンパニオンバードです。

オカメインコの年齢

オカメインコ
人間
特徴

( 生後60日)
乳児
世話をしてくれる人との信頼関係が芽生えます。この信頼感は、誰にでも人懐こいコンパニオンバードに成長するファーストステップになります。
幼鳥
( 生後5ヶ月)
幼児
世話をしてくれる人から遊んでくれる相手への愛情行動が芽生えます。問題行動の呼び鳴きは応えないこと。飛んだり噛んだりしてみたい時なので注意が必要。
若鳥
( 生後8ヶ月)
青少年
反抗期に入ってわがままになります。規則正しい生活やしつけを覚えさせる大切な時です。成鳥の羽毛への換羽が始まります。
成鳥
(1歳6か月)
青年
体が成熟する時期で、パートナーとのコミュニケーションを好みます。遊び方やお喋りなどを覚え易い時です。
完成鳥
(6歳)

成年

充実している時期、パートナーには確実な愛情を持つようになり、親密度が増します。繁殖を望まない場合は、発情させない注意が必要です。人に例えると18~35歳です。
安定・高齢鳥
(6歳以上)
更年
安定した平凡な日々を送るようになります。退屈からくる毛引き行動を避けるため、今まで以上に、遊びなどの気遣いが必要です。生後10年を人で例えると50歳。脂肪分の多い食事には注意です。この頃から、穏やかな生活を好むようになります。

オカメインコの行動と感情

行動
感情
● 頭を上下に振る ● とってもご機嫌です
● 近くで頭を下げる ● 甘えています
● 両肩を上げて歩き回る ● ♂の愛情表現(あじの開き)
● 翼を広げて歩き回る ● テリトリー巡回でご機嫌です
● 止まり木を左右に移動 ● ワクワクしてます
● クチバシを研いでいる ● 快適な眠さです
● どこか空中を見ている ● たいていは部屋のホコリに興味心身
 鶏冠が立っている  驚いた・おびえた・好奇心をくすぐられています
 鶏冠を下げて左右に体を揺らす  心配な物が存在するかストレスを感じてます
 羽を小刻みに振るわせる  興奮した気持ちを沈めています
■ 顔の羽を膨らませ左右に揺れる ■ 威嚇してます
■ フーッと息を吹く ■ 怒っています

オカメインコの品種

特徴
ノーマル
(並)
体はグレーで顔が黄色がオスで、メスの場合は少し黄色が混ざる程度。頬には丸いオレンジ色の斑があり、くちばしと足の指がグレーになる。
ルチノー
(白オカメ)
真っ白な体に黄色の羽冠とオレンジ色の頬の斑がある。目が赤く、足の指はピンク色。(イエローフェース・イエローフェースパール・イエローフェースシナモンなど)
パール
全身に小波模様があり、羽に白色系の斑が入っている。(パールパイド・ルチノーパール・シナモンパールなど)
パイド
全身に不規則な斑模様があり。それぞれの個体によって模様が違っている。(ノーマルグレーパイド・ホワイトフェースパイドなど)
シナモン
淡い茶色っぽいシナモン色の体で、くちばしと足の指はピンク色。(シルバー・イエロー・エメラルドなど
ホワイト
フェイス
メスは全身がグレーになり、オスの顔は真っ白になる。頬のオレンジ色の斑がない。(ホワイトフェースノーマル・ホワイトフェースシナモンパールなど)
アルビノ
全身が純白で目が赤く、くちばしと足の指はピンク色で頬のオレンジ色の斑がない。黒目はスノーホワイトと呼ばれる。
© 2000 - 2024 Living with Cockatiels and Pugs